プロも唸る焙煎の行い方で変わる4つのこと

柔らかさと
香ばしさ。

そして雑味のない
風味。

ドリップするあなただけに許された
”特別な香り”をお楽しみください。

コーヒーの香りほど、
私たちを心地よく包み込む「匂い」って
少ないことでしょう。


一瞬で日常の疲れを癒し、
気分を高揚させてくれるあの香りは、

ただの偶然ではありません。


実は、コーヒーの香りには
焙煎の過程が大きく影響しています。

ぜひ私の考える
”本物のコーヒーの香り”について、
このページで学んでくださいね。

焙煎度と味わい

コーヒーの焙煎度合いには
8種類の異なるステージがあります。

焙煎の進み具合によって豆の色や香り、
味わいが大きく変化していくため、焙煎は
コーヒーにおける重要な要素の一つです。

焙煎度ごとの味わいの特徴

01. ライトロースト

ライトローストは、豆がほとんど焙煎されていない状態で、色は薄い茶色です。
この段階では、豆本来の酸味が強調され、
フルーティーな香りやフローラルな香りが立ち上ります。
コーヒーが持つ自然な風味を楽しみたい人にはおすすめですが、世間一般的なコーヒーよりも随分浅くローストしているので、紅茶のような飲み口が特徴です。

02. シナモンロースト

ライトローストより少し焙煎が進んだ状態で、
シナモン色に仕上がります。
まだ酸味が強く、ほのかに花や柑橘系の
香りを感じることができます。

軽やかで明るい風味を持つコーヒーです。

03. ミディアムロースト

中煎りで酸味と苦味がバランスよく感じられます。
ナッツの香りや少しスパイシーな風味が広がり、
苦味が苦手な人には飲みやすいコーヒーとなります。

04. ハイロースト

中煎りよりも少し深く煎ってあり、香ばしさが増しキャラメルやトーストのような香りが現れます。
酸味が少し和らぎ、苦味と甘みが感じられるのが特徴です。

05. シティロースト

ここからが深煎りの領域に入り、よりリッチな香りが引き出されます。
チョコレートやカカオのような濃厚な香りが立ち上がり、苦味が強くなっていきます。

06. フルシティロースト

この段階では、豆の色は濃い茶色で、香りはさらに深みを増します。
スモーキーな香りや、甘く焦げたキャラメルのような香りが特徴で、口当たりは濃厚です。

07. フレンチロースト

フレンチローストになると、豆はかなり黒に近い色に変わり、苦味が強くなります。
煙や炭のような香りが立ち、酸味はほとんど感じられません。

08. イタリアンロースト

最も深煎りの状態で、豆には黒くツヤが出てきます。
ほろ苦さとともに、煙たい香りや焦げた風味が口に広がり、深いコクがあるのが特徴です。
エスプレッソに使用されることが多い焙煎度合いです。

焙煎度による香りの変化

コーヒーの焙煎が進むにつれて、
香りは劇的に変化します。

焙煎によって豆の内部成分が分解され、
新たな化学反応が起こるためです。

ここでは焙煎度合いに応じた香りの特徴を
紹介していきます。

ライトロースト系の香り

ライトからミディアムローストでは、
酸味が強調され、柑橘系やベリー、フローラルな香りが際立ちます。

これらの香りは、コーヒーの産地や品種によっても異なり、特に高地で育てられたアラビカ種に顕著です。

ミディアムロースト系の香り

ミディアムローストになると、
酸味が少し落ち着き、ナッツやキャラメル、時にはバニラのような甘い香りが感じられます。

この香りのバランスは、多くのコーヒー愛好者にとって理想的なものです。

ダークロースト系の香り

フルシティロースト以降、
香りはより濃厚になり、スモーキーで香ばしい香りが特徴となります。

フレンチローストやイタリアンローストでは、チョコレートや焦げた砂糖、時には木炭のような香りが感じられます。
この香りは、エスプレッソやカフェラテなどに最適です。

香りを決める要素とは?

コーヒーの香りは、焙煎度合いだけでなく、
いくつかの要素によって決定されます。

一口すする前に
香りも楽しんでいただきたいです。

01 コーヒーの品種

コーヒーには産地の他に品種があり、代表的なアラビカ種やロブスタ種の他にも様々な品種があります。

アラビカ種はフローラルやフルーティーな香りが特徴で、ロブスタ種はどちらかというと土っぽい、重厚な香りがします。

02 生産地

コーヒーの生産地も香りに大きく影響します。
エチオピア産の豆は花のような香りや柑橘系の香りが強く、ブラジル産はナッツやチョコレートのような香りが特徴です。

土地の気候や土壌が豆に含まれる成分に直接影響を与えるため、産地ごとの香りの個性が出ます。

03 焙煎温度と時間

焙煎は香りの生成において最も重要なステップです。
焙煎の温度や時間によって、どの成分が反応するかが異なります。

低温で長時間焙煎すると、甘みやフルーティーな香りが強く出る傾向にあり、逆に高温で短時間だと、スモーキーで香ばしい香りが際立ちます。

04 発酵プロセス

収穫後のコーヒー豆がどのように処理されたかも、香りに大きく影響します。

例えば、ナチュラルプロセスでは発酵中にフルーティーで甘い香りが引き出され、ウォッシュドプロセスではクリーンで酸味のある香りが強調されます。

05 湯温について

コーヒーを淹れる際、湯温が高いほど湯気が立ち、空間に香りが広がります。

しかし、湯温が高いとコーヒーの苦味がでやすいため、90℃程度でお湯を注ぎ、香りと味覚どちらもバランスよく感じていただけると嬉しいです。

豆の香りからわかること

コーヒー豆の袋を開けた瞬間に感じる香りには、実は多くの情報が詰まっています。

その香りから、焙煎度合いや豆の新鮮さ、
さらにはそのコーヒーの味わいを予測することも可能です。

例えば、ライトローストの豆から漂う柑橘系や花の香りは、そのコーヒーが酸味豊かでフルーティーな味わいを持つことを示しています。

一方、深煎りの豆から立ち上るスモーキーな香りは、苦味が強く、濃厚な口当たりのコーヒーであることを予感させます。

さらに、袋を開けたときに豆がフレッシュな香りを放つかどうかも重要な指標です。

豆が古くなると、香りが弱くなり、酸化した油の匂いが強くなります。
新鮮なコーヒーは、焙煎後3〜7日の期間に最大限の香りを楽しむことができます。

“知るほど、味わい深い”
コーヒーの世界へ

いつも愛好してTE-NE-NA COFFEを
ご利用いただくお客様には

コーヒーの香りや味だけを
楽しんでいただくのではなく、

コーヒーの基礎知識と、
コーヒー業界の裏側を知っていただき、

まるでワインのように
「違いのわかる人」になっていただきたい

と願っています。

その心は、
コーヒーはしれば知るほど
奥が深く、味も違い、
感動の振れ幅が大きくなるからです。

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